介護士のすすめ

水商売から足を洗いたい。

でも今更普通の仕事なんてできない…

 

そう思っているそこのアナタ。

大丈夫。介護士になりましょう。

 

確かに介護士はお給料は安いです。

でも普通の事務員よりかは多いです。多分。

 

何故なら夜勤があるから!

 

夜勤なんて大変じゃない?って思うかもしれませんが、確かに大変です。多いところだと一人で20入くらい見なきゃいけないし、みんながみんな朝までぐっすり寝てくれればいいけど、勿論そうではないです。認知症の方は昼夜逆転。夜中元気に歩き回ることもザラにあります。

 

でも私は夜勤大好きだったなぁ。

だって一人なんだもん。

他の職員がいないから自由にできて気が楽なんですよ。

空いた時間はスマホいじって、好きな飲み物のんで、お菓子食って(太るから程々に)

 

(※一人体制の施設もあれば、二人体制、三人体制もあり施設によって違うので事前に調べましょう)

 

中には、急な特変(利用者様の具合が悪くなったりすること)があったら一人では怖いと思う人もいるから一概には言えませんが…

 

まぁ夜中になんかあったらナースに連絡すれば良いのですよ。ナースに。だってそれが仕事なんだから。

看護は看護の仕事。介護は介護の仕事をすればいいのです。

だって長く介護士やれば、必ず何かありますもん。何もないわけがない。それはなんだってそう。

巡視(利用者様の様子を見に行くこと)に行ったら、熱発してたとか。転んでたとか。嘔吐してたとか。

あ、この人やばいかもって時はたくさんあります。

その時は冷静に状況判断して、すぐにナースや上の人に連絡をすればいいのです。

そうやって介護士としてゆっくり成長していけばいい。

 

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私は夜勤大好きでした。

夜勤明けの空は清々しくて、青い空に白い雲。いつもと変わらない空のはずなのに、とても綺麗に感じます。何故かこの時ばかりは世界が愛しく思えます。

だってね、他の人はこれから労働なのに、私は仕事終わりー!なんならショッピングにでもいけちゃうぞー!

 

って状態ですよ。夜勤明けハイなので、疲れも吹っ飛んで眠気も覚めてます。

 

この今なら何でもできそうになる感じは、夜勤をしたことのある人間しか味わえません。

 

 

話はそれましたが、水商売の人も風俗嬢の人も。

とりあえず正社員になりたいなら介護やりましょう。

大きくてしっかりしてるとこ(社会福祉法人とか)は、それなりに履歴書を見ているので落とされる場合もあるけど(イケるとこもあります大丈夫です)、株式会社とか家族経営のとこなんかは学歴職歴関係なく、わりと雇ってくれるイメージです。人が足りなかったら未資格でも全然イケる。

私が最初そうでしたから。

履歴書にまともに書ける職歴なんてなーんもない!!!!状態でした。

こんなんで大丈夫か!?って状態で面接行ったら、その場で採用でした。しかし社会福祉法人のとこ。

ニコニコ笑っていたら採用されました。

 

これは自分が長らく介護士なんで言える事ですが、介護職員なんてクソな連中多いです。これを言うと介護職の方からブーイングくらいそうですが、本当にクソな人はたくさんいます。

どうしようもねぇなーってやつばっかです。

この人も働けてるんだから、私だって余裕じゃん!!!って思える人も必ず一人はいますから大丈夫です(どんな励まし方)

もしかしたら私がクソな人間と思われてるかもしれないしね!!はは!!(笑えねぇ)

 

でもね、中には尊敬できる人もたくさんいます。

ちゃーんといます。クソな人ばかりじゃないです。

世の中もそうでしょう。大企業だってそうでしょう。

クソもいれば尊敬できる人もいるんですよ。

クソはほっといて、尊敬できる人の特に見習える部分をうまく吸収して、まぁ言っちゃえばパクればいいんですよ。

 

大丈夫。ちゃんと生きる方法はありますから。

歳取って、水商売が出来なくなったって、風俗で働けなくなったって、ちゃんと道はあります。

大丈夫。あなたはただその方法を知らないだけなんですよ。

 

 

 

昨日もこの世界の仕組みに負けて働いてしまった

昨日のお客A様(認知症の診断は無し)の話

 

私「今日はなんか買ってくるものありますか?」

A「あるんだけどよ~。おめぇは買ってきてくれるかな~」

私「(嫌な予感……)もしかして……あれですか?あれはダメですよ。息子様に止められています」

A「内緒で頼む」

私「ダメです」

A「もう一人の子(このA様は若い男性ヘルパーも入っています)は内緒で買ってきてくれるぞ!内緒で頼む!絶対に誰にも言わないから!内緒で!もう一人の男の子にも内緒でって約束してるし、俺は誰にも言ったことねぇ!!!」

私「いやすでに私に今言ってますからね」

 

高齢者の内緒ほど信用できない内緒はありません。

※ちなみにあれとはお酒のことです。お酒。

 

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このお客様は癌です。

治療はなさらず、自然に任せて自宅で最期まで一人で過ごしたいということで毎日ヘルパーが入っています。本来なら家族は施設入所をして欲しいのだと思いますが。

 

息子様がたまにお酒を持ってきてくれます。それが全て飲み終わってしまうと、A様はヘルパーに買ってきてくれと頼みます。

勿論お酒はダメです。息子様に酒は買わないで欲しいと止められています。

そして基本的にはヘルパーは酒類の購入はNGです。

しかし、そのヘルパーによっては、内緒で酒やたばこを買ってくれるヘルパーもいるかと思います……

 

勿論、若い男性ヘルパーが酒を買っているかはわかりません。このA様が酒を買ってほしいがためについた嘘かもしれないし。本人に確認するしかないでしょう。

 

でも……

買ってきてあげてぇな~って思います。やはり、買ってきてあげたい。

 

もう先が長くないことは本人も知ってる。

誰に縛られることもせず、残りの人生好きなことをして、自由に過ごしたいのだろう。

私だって同じ立場ならそう思うかもしれない。

酒が大好きで、死ぬまで大好きな酒を飲みたいから施設に入りたくないのかなとも思う。

A様は毎日楽しそうに酒を飲み、陽気で私どもを「よく来たな~」と迎えてくれる。朝っぱらから。

今更何をどう頑張っても、この人は長く生きられない。もしかしたら明日死ぬかもしれない。明日訪問したら、冷たくなっていた……というのもありえなくはない。(独居だと稀にあることですね)

それなのに、もしも最期が酒のない人生だとしたら……

 

ああ……

 

酒買ってきてやりてぇな!!!!

 

これはヘルパーのエゴでしょうか。

もしも若い男性ヘルパーが本当に内緒で買っているのなら、気持ちは分かる。分かるよ。分かる。

まぁ「内緒だよ☆」って言って買ってきちゃう方がこっちも楽だしね☆

でも、息子様に止められている以上はお断りしました。

 

心が痛みます。ごめんね。

 

どうか、明日も訪問したら元気に迎えてくれますように。

できることなら息子様がお酒を買っといてくれますように。

 

 

 

やっぱり労働はクソ!!!!

気付けばもう三十代

どうも。働きたくないです。

 

昔、東京で売れないキャバ嬢をやってました。

出会い喫茶(今もあるんか?)でおじさんとお茶して小遣い稼ぎをしていたこともあります。(今で言うパパ活ですね)

俗に言うage嬢が全盛期だったころです。

 

なんでそんなことをしていたかというと……

 

夢がありました。

小心者のくせに東京でBIGになる!!!という夢が。

いやBIGって何をもってBIGなのかわからんけど。

 

現実に直面したのは24歳くらいになった時。

当時の私は見た目は化粧して中の上。おっぱいがデカい!しか取り柄がなく。

指名もそんなとれないし、若い子にはどんどん抜かされるし、何を隠そう超コミュ障だし(頑張ってイキってパリピぶってキャバ嬢やってた)

鬱みたいになって引きこもって働かなくなった。

 

そんな生活が続けば金は底を尽くし、男もいないし、金はないし、金はないし、金はないし。

もうこれ以上は無理だと限界を感じ、「普通に生きよう…」と挫折して、地元に戻ったのが大体9年前。

 

しかし。

見た目(といっても化粧して中の上だけど)や若さ、おっぱいを売ることしか脳のない私は、田舎に戻ってどうやって生きていけばいいのかわからない。

今更普通のOLする勇気はないし、そもそも雇ってくれるところがあるかもわからない。

 

その時、丁度母の友人の娘が水商売から介護士へ転職したと話を聞き、これだ!!!!!と思い、地元に戻る直前にヘルパー2級(いまでいう初任者研修)を取得し、特別養護老人ホームに初めて正社員で就職。

そこで知り合った現夫と入籍し、転職は何度かすれどずっとずっと介護士

現在は訪問介護(ヘルパー)の仕事をしています。

お年寄りの家に行ってご飯作ったりオムツ変えたりお風呂入れたり叩かれたり文句グチグチ言われたり怒られたり褒められたり元気貰ったりしてます。

 

まぁ、田舎に戻ってからも平々凡々とはいかず、鬱病を発症したり、死のうとしたり色々ありましたが…

今ではなんとか生きて、普通の主婦やってます。

腐女子なんでたまにマニアックなエロ同人誌を出しながら、ヘルパーしてます。

今は推しが生きがい。推しがいれば生きていける。

 

そんなこんなで介護のことや腐女子のこと。主婦業や育児のこと。色々話しながら、

 

こんな私でも今は普通に生きてるから、そこの死にたいアナタも絶対に大丈夫だよってことを伝えられたらと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

まあ体重はキャバ嬢時代より20kg増えましたがね!